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<取材レポート>坂田知昭氏が優勝!
第51回ル・テタンジェ国際料理賞コンクール・ジャポン2017
2017/9/8
今年も第51回・テタンジェ国際料理賞コンクール・ジャポン2017が開催され、2017年9月5日19時より、帝国ホテルにて最終審査結果と授賞式が行われました。
同コンクールは、国際料理コンクールに直結した日本で唯一のフランス料理コンクールとして長年高く評価されています。
応募資格は、職歴8年以上、レストランで働く24~39歳までのプロの料理人で、各レストラン・企業から1名のみ参加資格が与えられます。
今年は、全国から50名の料理人が応募し、第1次審査(書類審査)を通過した8名が、実技選考に挑みました。
実技試験では、
●書類審査に提出したオリジナル・ルセット
カレ・ド・ポール・ファルミエ・ロティ ファルシ、マンショネをして、アンティエ
で6人分。2種類のガルニチュール(6人分)
と
●課題ルセット「卵のヴィルロワ風」
を5時間で制作する内容でした。
<入賞者の作品>
栄えある優勝者は、坂田知昭氏(びわ湖大津プリンスホテル)が選ばれました。
コンクール委員会からは総評として、ここ数年で一番出来がよいハイレベルな闘いだったとの総評があり、長いこと世界大会で日本人が優勝していないが、今年は世界大会での優勝を狙える、ぜひ結果を目指して頑張ってきてほしいとの激励がありました。
<コンクール結果>
■入賞者
・第1位 坂田知昭(びわ湖大津プリンスホテル)
・第2位 竹下公平(浦和プリンスパインズ)
・第3位 茂手木了(品川プリンスホテル)
■ファイナリスト
・西川 仁(ホテル阪急インターナショナル)
・茂手木 了(品川プリンスホテル)
・竹末 宗弘(セルリアンタワー東急ホテル)
・坂田 知昭(びわ湖大津プリンスホテル)
・宮武 秀和(ザ・プリンスパークタワー東京)
・鈴木 康平(ホテルニューオータニ)
・竹下 公平(浦和ロイヤルパインズ)
・山下 美都穂(大阪新阪急ホテル)
<優勝者コメント 坂田知昭氏>
今年で2度目の挑戦となりました。
昨年は緊張もあって思うように動けず、結果を残せませんでしたが、
料理長・スタッフの協力もあり、今年は優勝という結果を収めることができました。
ありがとうございました。
優勝した吉本氏には第1位のディプロムとカップ、シャンパーニュ・テタンジェ(マチュザレム)、副賞として2,400ユーロ相当の小切手が贈られ、11月20日にパリで行われるコンクール・アンテルナショナルでは、日本代表として世界の舞台でフランス料理の腕を披露する予定です。