News

【取材レポート】
ル・テタンジェ国際料理賞コンクール・ジャポン
「第3回アミカル・テタンジェ懇親会」レポート

2016/7/27

2016年6月28日、東京都渋谷区のセルリアンタワー東急ホテルにて、アルカミ・テタンジェ懇親会が開催されました。アルカミ・テタンジェは歴代コンクール・ジャポンの1位~3位のファイナリストと審査員で構成される組織で、第3回を迎える今年の懇親会も60名を超えるフランス料理人および関係者が集い、交流の輪を広げました。


懇親会は主催「フランスを識る会」代表の倉重氏による、伝統あるル・テタンジェ国際料理賞コンクールへの想いを込めた開催の挨拶から始まり、パリ本選で日本人として初めて第1位に輝き、現在は日本戦の審査委員長を務める堀田氏より今後活躍していく若き料理人へ向け、「チームではなく、個人で戦うル・テタンジェ国際料理賞コンクールを1つの目標とし、頑張ってほしい」とのメッセージへと続きました。


当日は、ル・テタンジェ国際料理賞2015 コンクール・ジャポンにて優勝した武智大輔氏(セルリアンタワー東急ホテル所属)による優勝作品「パテ アン クルート2016」や、昨年のテーマ料理「若鶏のファルシ、ヴォロヴァンのフィナンシエール風」、そしてデザートには見事な装飾が施された「パリブレスト」など数多くの料理がシャンパーニュ・テタンジェと共に参加者に振る舞われ、フランス料理とシャンパーニュを楽しみながら、料飲関係者同士の交流を大いに盛り上げました。


ル・テタンジェ国際料理賞コンクールは、1966年、プロフェッショナルの手で組織され判定を下される国際的料理コンクールを創設することにより、ピエール・テタンジェの思い出と、彼の偉大なるフランス料理のビジョンを永久に留めることを目的として生まれました。ガストロノミーに携わる料理人のさらなる活躍と業界の活性化を感じられた懇親会となりました。


受賞式は9月6日に東京で執り行われます。


【今後のコンクールスケジュール】
予選書類選考:2016年8月2日(火)
ファイナル実技選考: 2016年9月6日(火)
発表式: 2016年9月6日(火) 予定

尚、国際料理賞コンクール・アンテルナショナル(パリ)は、2016年11月16日



テタンジェは世界中にファンを持つ、シャンパーニュ・メゾン



2013年2位のテーマ料理「パテ アン クルート」 2016年バージョン



昨年コンクールのテーマ料理「若鶏のファルシ、ヴォロヴァンのフィナンシエール風」



・IMG_2064 スイーツの中で来場者の人気商品は「パリブレスト」。



ル・テタンジェ国際料理賞2015 コンクール・ジャポン優勝の武智大輔氏